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Description
⮚ "ひと夏の思い出" ⮘ by コノハココノカ on Pixiv

早朝、夏とはいえこの時間はまだ少し涼しい。
周囲の気配に気を配りながら、そっと玄関を出る。
むき出しの胸を撫でる風が心地よい。
そう、私は今すっ裸だ。
見慣れた住宅街、よく通る道、いつもの日常の風景
その日常の中で、自分だけがありえない姿をしている。
だらしなく育ったお腹、おっきなお尻、
こんなだらしない身体をもし人に見られたら?
もし、もし、悪い人に見つかったら・・・
いろんな妄想が頭を駆ける度に、
鼓動が高鳴り、汗が噴き出してくる。
そうして火照った体を時折吹く風が優しく冷ましてくれる。
「・・・きもちいい」

これは、ひと夏の思い出・・・

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